2021-03-23 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
これ厚生労働省にお聞きしたいんですけれど、アルコール依存症の対策を鋭意行っていただいているわけでございますが、最近はやっていますアルコールの含有量が多いストロング系の酒類への対応をどう考えているか、教えていただきたいと思います。
これ厚生労働省にお聞きしたいんですけれど、アルコール依存症の対策を鋭意行っていただいているわけでございますが、最近はやっていますアルコールの含有量が多いストロング系の酒類への対応をどう考えているか、教えていただきたいと思います。
その中で、いわゆるストロング系アルコール飲料の普及など近年の酒類の消費動向などを踏まえまして、アルコール健康障害の発生予防の観点から、適切な飲酒量の判断に資するように、年齢、性別、体質等に応じた飲酒リスクに関するガイドラインの作成、普及といった取組、また、酒類の容器にアルコール量を表示することについて検討を行うこと、こうした取組を盛り込んでいるところでございます。
何でこんなことを聞いたのかというと、この記事を読んでいただきたいと思うんですが、近年、ストロング系缶酎ハイという、七%とか九%というアルコール度数の高い商品が非常に店頭に並ぶようになっているんですね。どうも、メーカーも度数の高いものを推奨しているように感じます。
この記事に書いてありますけれども、アルコール専門外来があるクリニックの病院の先生が、最近の傾向として、アルコール依存症で受診する人によく飲んでいたものを聞くと、安く酔えるという理由から、この三、四年、ストロング系と答える人がふえているという印象だと。再び飲むようになって手を出すのもストロング系が多い。
それで、やはり、繰り返しになりますけれども、せっかく今週がアルコールの啓発週間なんですから、いかがですか、消費者庁、ちょっと、ストロング系はこういう量なんだということを周知する啓発をこの週間の間にやったらいかがでしょうか。